ケモノ臭がするので、デニムを新調した件

今週のお題「大発見」

こちらが15年履き込んだデニムです。ブランドはデザインワークスと月光のダブルネームです。

私は気に入ったものは、末長く使っていく性癖があります。ええ、それはとても良いことでしょうが、みんなが思っているよりもかなり長いです。特にデニムなど堅牢で長持ちするものなら10年スパンで履き続けます。そんな私を数少ない友人達は、変態デニム野郎と讃えてくれます。

そんな変態な私は高級デニムを手に入れれば、みんなが羨むような使い込んだ感を出した玄人デニムに仕上げることができます。今回も15年ほど使い込みました。そこで気がつきました…うん、15年も使い込むと、洗っても何だかケモノ臭がする…という恐ろしい『大発見』です。

あ、もちろん、デニムを洗うのは手洗いです。流石に堅牢なデニム生地でも、10年以上履いていると生地が弱くなるので、手洗いが基本です。その為、汚れがきちんと落ちきれていない可能性があります。嗚呼、なんてこった！

ボタンフライだと長年履いているとホールも緩くなり、ボタンを閉めたつもりでも外れて、社会の窓が微妙に開いていることがあります。

あとね…ボタンフライだとね、オシッコをした後にヨタヨタと中腰でボタンを閉めるのが、53歳のおじさんには辛い姿勢なのですわ。ええ、それも『大発見』ですわ。ボタンフライはおじさんにはレベルが高い作業でごわす。

岡山誇るデニムブランドの『桃太郎デニム』をチョイスしました。15年履き込んだデニムも、スタートはこれぐらいのインディゴでした。

そんなワケで、新しいデニムを手に入れました。今回も10年スパンで育てていく予定です。もちろん、ジッパーフライにしたのは言うまでもありません。これでオシッコ後でも快適です。

ワンウオッシュぐらいの硬さです。形はやや細めのストレートにしました。お尻の角が立っているのが、新品デニムらしいですねぇ。

ただね…やっぱり新品のデニムは硬いなぁ。昔はその硬さにワクワクしたものですが、歳を取るとそれがしんどいのですわ。ストレッチの効いたなんちゃってデニムが流行っているのもうなづけます。あ、これも『大発見』ですね。デニムの世界は、ホント深淵ですわ。。