娘がピザを食べたいと暴れたので、私が大学生の頃によく食べに行ったピザ屋さんに行きました。サラッと大学生の頃と言いましたが、年数にすると30年以上前ですわ。よく残っていたねぇ…と思いましたが、それだけ多くの人に支持されている素晴らしいリストランテなのでしょう。
早速、そのレストランでのパパの大学生時代の思ひ出を娘に語り出したら、「そんなん別にいいから…」と無慈悲に拒否されたのは秘密です。まぁ親父の若い頃の話はどうでもいいか。むしろ一緒に行ったオフクロの方がかぶりつきに聞いてきて、「その頃のオマエは週に2日ぐらいしか帰ってこなかったね。こんなレストランで美味いものを食っていたのか…」と、最近ボケが出てきている癖に、昔のことはよく覚えているよ…と、謎のアピールです。
で、もう昔の味は覚えていませんが、今でも普通に美味しく、娘も大満足です。多分、当時のシェフではなく、息子か二代目以上に変わっていると思いますが、その時代に合わせて味を改良していったのでしょうね。ただね…やっぱり粉物ばかりだとちょっと辛い。おじさんの腹は、粉物だとすぐにいっぱいいっぱいになるんですわ。
店も時代に合わせて進化している分、私は刻が経った分、老いが重なっていることを痛感し、ほろ苦くも懐かしいピザを堪能しました。