今でこそ、越乃寒梅は手軽手に入る高級日本酒ですが、私が二十代の頃は田舎の酒屋では置いている所は少なく、もちろんその頃はネットなどもなく、いつかは飲みたい日本酒の代名詞でした。そして幼馴染の酒屋の息子に頼み、なんとか手に入れてその幼馴染と二人で飲んだ時は、あまりの美味しさに30分ほどで一升を完飲しましたねぇ。ホントね…水のように飲めるとはこの様な日本酒なんだね…と、当時は感動したものです。
そんで、以前も書きましたが、私は4年ほど酒を辞めていた時期があり、改めて飲み始めた最初の酒がこちらの越乃寒梅なんですわ。30年前に飲んだ時の感動を再び味わいたかったのです。早速、4年ぶりに飲む酒…越乃寒梅をドキドキしながら口にすると…う、アルコールが濃い…水の様に飲めない…ワケなんですわ。まぁ4年も酒を辞めていると、体がアルコールを受け付けない状態になっており、日本酒などアルコール度数の高いものは、拒否反応が出るんでしょうね。。
その後数ヶ月冷蔵庫の中で放ったらかしにして、その間ビールなどで体をアルコールに馴染ませて、改めて飲んでみると…おお、水の様にサラサラ飲めるんですわ。ただまぁ、飲んだ後は思った以上な二日酔いになったので、どうやらアルコール度数の高い酒は飲めなくなったみたいですねぇ。今では酒は基本的にビール中心になり、二日酔いになる事はなくなりましたが、たまに熱燗などを飲むことがあります。ただ昔みたいにたくさん飲めなくなり、その分金もかからなくエコな酒飲みになりました。まぁこれも４年間の断酒の成果ですかねぇ。。
